Azimech

2023年を振り返る(一年の出来事編)

クリスマスも過ぎ、年の瀬も近くなりまして。このサイトも満足に移転できていない状況ではありますが、皆様お世話になりました。
今年一年、色々と自分の中でも躍動の年になりました。それ、毎年言ってない?

青い鳥からFediverseへ
今年1月、創作に関してやる気が出ず、ただただSwitchオンラインのマリオのスーパーピクロスばかりやって時間を浪費している毎日でした。青い鳥での交流疲れ、その他諸々で疲弊しきっていたところ、青い鳥で見掛けたひとつの記事。こちらの記事を拝見して、Mastodonってどんなところだろう、と久しぶりにワクワクした気持ちでおりました。MastodonやMisskeyの色々な鯖でアカウントを作って見て回ったので軽くFediverseの鯖ごとの紹介というか感想をば。

・Creatodon
一番初めにお世話になったサーバーでした。新規の方にも優しく、人数も少なかったため、LTLもまったりとしたスピードで緩やか。話題も楽しく、ここで繋がった方々とは今でも交流があります。今現在アカウントは残っているものの完全に離れてしまいましたが、大変お世話になりました。
・Fedibird
今現在お世話になっているサーバー。Mastodonなのにリアクションもできるし、LTLもなくてHTLを主体にして活動しています。めちゃくちゃ居心地がいい。
・にじみす.moe
二次元が好きな人たちが集まるサーバー。二次創作してる腐女子が多いイメージ。人が流入する前のLTLはとても居心地が良かったんですが、青い鳥の凍結騒ぎでかなり人が増えてしまい、学級会も多々起こっているようで、そんな場所にBLイラストを投げるのも憚られるな…と撤退。アカウントは残してあります。
・おたどん(Mastodon)とまにあきー(Misskey)
オタクに優しいサーバーとして紹介されていた場所です。好きなモノがあるオタクが集まって時にLTLでワイワイ、それぞれ楽しくやっているサーバーです。
まにあきーでの恋愛系絵文字削除があってから、これはBL描いている身には優しくないのでは…との疑念が生まれてしまって撤退。アカウントも消してしまおうかちょっと悩んでいます。
LTLの雰囲気ですが、たまに身内感強い雰囲気も醸し出していますが、他よりは落ち着いている印象です。

その他も幾つか作ってはみましたが、雰囲気が合わずに撤退…を繰り返して、結局Fedibirdに落ち着いています。
自分としてはLTLのノリがどうしても合わないことがあったため、結局青い鳥のように自分でTLを構築して楽しむやり方が向いているんだな~と改めて感じました。
もしオススメのサーバー等ありましたら、こっそり教えてください。

「テニスの王子様」に再燃する
Mastodonで交流していたら、ふとした時に「テニスの王子様」の話になり、懐かしさを感じておりました。何を隠そう、テニプリのお陰で私はBLや夢小説と出会ったのです。(部活の先輩にあの頃本屋で売っていたテニプリの非公式BLアンソロジーを沢山貸してもらっていた…)
なんかやる気も出ないし、読むだけでも読むか…と何故か思い切って氷帝と立海のファンブックをKindleで購入。私の記憶は全国大会vs比嘉戦で止まっているため、今の王子様ってこんなことになっているのか…と色々と驚きと新発見がありました。
ハマっていた当時は跡部景吾の雌猫であり真田弦一郎の夢女でもありましたが、自分でもよく分かりませんが、日吉若という男に俄然興味が湧いてきました。(何故????)
KOFでハマっていたクローネンというキャラクターが「敵わない相手に下剋上を誓って頑張っている」という点がとてつもなく似ておりまして…。その共通点もあって、日吉若に釘付けになっておりました。
私がハマっていた当時、日吉若の情報はさほど出ておらず、ファンブックを読み進めると「日吉若は跡部景吾のテニスの美しさに惚れてテニスを始めた」なんて感じの一文が書かれていて目ん玉飛び出ました。その後テニプリを買い直したり、新テニを少しずつ集めて読み進めたりしている最中です。
最初は夢妄想ばかりしていた私ですが、テニミュに行ってから様子がおかしくなりました。3/3の4th関氷(関東大会の青学vs氷帝)です。開幕の氷帝メンバーの歌唱タイム、日吉若のソロで見せつけられる跡部への執着。(日吉が跡部にテニスラケット向けて宣戦布告…)そんなの見せつけられたらもう落ちるしかない。日吉若は跡部景吾しか見てないんだなって確信しました。
そんなこんなで今現在は跡部×日吉ばかり描いたり妄想したりする毎日です。大変楽しいです。

久々のリアルイベントで新刊を出す
前述の通り、何故かテニプリに再燃、跡日の沼に落ちた私。昨年もKOFで本は3冊ほど発行しましたが、リアルイベントへの参加は控えていた為、8/27の全国大会は久々に新刊を引っ提げてのイベント参加になりました。しかも初めてのお誕生日席、初めてのテニプリサークル参加という…。今回はサークルの相方が来れなかった為、一人での参加でした。久しぶりのぼっち参加は心臓に悪かった。イベントやジャンルによって雰囲気が変わるリアルイベントですが、テニプリは若い方も多くて活気があるなぁという印象でした。(今までいたジャンルが古き良きジャンルだったもんで…)
8/27の新刊は本当にやっつけギリギリの本になってしまって大変反省していますが、描きたかったものが描けたという達成感もあり、大変満足しています。今まで描いた作品で一番漫画らしく描けた漫画かなと思います。もしご興味があれば見てみてください。
2回目の参加は11/23のスパークでした。前回からスケジュール詰め詰めだった為、web再録に描き下ろしを追加してのぺらい短編集を出しました。4コマとはなんぞ、のおさらいが出来たんじゃないでしょうか。個人的に表紙のデザインを1から自分で手掛けたのが頑張りポイントです。色塗りも上手く出来たし!
来年のイベント参加も決まっていて、更には跡日アンソロジーにもお誘いいただき参加することが決まっているので、そちらに向けて今は頑張っていこうと思っております。

麻雀知識皆無なのに「むこうぶち」にハマる
今年9月に青い鳥にて漫画のセール情報をキャッチ。「むこうぶち」という漫画。麻雀のことは本当に分からない私ですが、「むこうぶち」という漫画についてはほんの少し知っていました。某ニコ動のカイジとアカギの二次創作動画に「むこうぶち」も少し出てきておりまして…。
前々からちょっと気になっていたし、絵柄も割と好きだし、59冊買っても1000円いかないし、安いわ!と思って一気に購入。それから原稿もあったのであまり手をつけていなかったのですが、サークルの相方から「早く読め」の言葉をいただいたので、少しずつ読むことに。通勤が電車なら読む時間あるんですが、自分は残念ながら自転車通勤なので、昼休みとかにちまちま読み進めました。
え…なんだろう、この癖になる感覚は、というのが最初の感想でした。麻雀分かればもっと面白いんでしょうけど、いかんせん麻雀のことは国士無双とかそういう役名しか覚えていない始末。そんな私でも読み進められるのは、傀という男が麻雀にべらぼうに強い男だということ。いや、男なのか…? 人間ですらないかもしれないその傀が麻雀で無双する。そんな中に描かれる人間模様。喜び、嘲り、妬み、悲しみ、怒り…人間の色々な感情。ああ、これは麻雀漫画の皮を被った人間ドラマなんだな、と確信しました。だから麻雀知識がなくても読めるんです。不思議ですね。
傀は主人公…ではありますが、その素性はまったく明かされておらず、それがまたいい。怪異さを全面に押し出していて、お話の中でもそれを題材にしたホラー回もあり、それも良い味を出しています。
現在60巻まで刊行されていますので、興味がある方は是非手に取ってみてください。

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